アーカイブ構築の流れ

こちらは大まかなご利用の流れになります。
更に詳しく聞きたい方はお問合せくださいませ。

1.
デジタルアーカイブの企画会議

ヒヤリング・企画

お問合せ後、まず御社様へアーカイブ担当がお伺いしお打ち合わせを致します(オンラインでも可能です)。
大まかな費用感やスケジュール想定、総資料数の概算の算出、運用の方針の明確化を実施します。

2.
現地で資料を確認

現地調査

実際に資料が保管されている施設を訪問させていただき、全ての資料を調査して内容を把握します。
ここで資料の種類や分類を確認し、アーカイブの構築に向けたアウトライン設計や費用の見積もりを行います。
また、スキャニング作業がオンサイト(現地)で実施される場合は、必要なリソースや作業場所、配置可能な機材についても確認します。

3.
メタデータの作成

資料整理(目録の作成)

調査、基本⽅針をもとにデジタルアーカイブの運⽤⽅法にあった⽬録の項⽬を設計します。
分類設計は、お客様が保有する資料に合わせて柔軟に設計し、デジタルアーカイブシステムを通じて最適な検索や管理が行えるよう設計します。
目録では、資料の名称や資料形態、作成者、作成年月日保存場所など、資料自体の基本的な情報と合わせて、管理や運用を行っていくうえで必要な項目を分類として記載します。

ここでは、大きく以下の作業に大別されます。

【資料整理】
調査対象となる資料のリストを作成し、対象資料の特定を行い、各対象資料の資料全体における位置付けを把握し、目録に設けるべき項目を決定します(本リストをもとに、デジタル化対象となる資料も選定します)。

【分類項目の作成】
各資料について詳細な分類項目を作成します。その資料を識別、検索するのに必要な情報を記載します。

【分類と整理】
作成した分類項目に対して、適切なカテゴリーやテーマに沿った資料に付帯するメタデータを入力し、資料群ごとに分類の上、ユーザーが必要な情報を効率的に検索できるようにします。

【⽬録の作成】
分類項目に付帯するメタデータが入力された⽬録を作成します。
この際、 ⽬録に掲載する資料のサムネイルを撮影し、挿入します。
4.
業務用スキャナーによるデジタル化

資料のデジタル化

デジタルアーカイブ専用の機材を使い、資料のデジタル化を行います。
基本的には弊社にて資料をお預かり・弊社スタッフによるスキャニング作業を実施しますが、
持ち出しが難しい場合は保管されている施設内に機材を持ち込み、その場でデジタル化することも可能です。

なお「デジタルアーカイブの誠勝」では単なるスキャニングに留まらず、以下オプションもご利用いただけます。

【データ入力】
資料や文書に記載されたテキスト情報をCSV等のフォーマットへ入力致します。

【OCR処理】
資料のスキャン画像(PDF)にOCRソフトで文字認識処理を行い、テキストのコピー&ペースト実現や文字検索を可能にします。

【スキャナーレンタル】
実際に弊社で使用しているアーカイブ専用スキャナーと同じ機種をレンタルすることも可能です。予算的に全てを外注するのが難しい・機密文書が混じっているから社内の人員で済ませたい場合に最適です。

【資料保管・廃棄】
お預かりした資料は基本的に返却致しますが、引き続き外部で預けたいという方は弊社提携倉庫にて保管させていただくことが可能です。
また原本の保管すら不要な場合は弊社にて溶解/焼却処理にて原本廃棄を承ります。

デジタル化対応資料(一例)

書籍スキャン

書籍

紙文書スキャン

紙文書

図面スキャン

大判図面

美術品スキャン

美術品

写真スキャン

写真

カタログのスキャン

販促物

マイクロフィルムのスキャン

フィルム

文化財のスキャン

文化財

音声データのアーカイブ化

音声データ

VHSのデジタル化

VHS

5.
メタデータの作成

デジタルアーカイブシステムの構築

資料のデジタル化が終わり次第、整理した分類項目・目録をベースに、資料データをデジタルアーカイブシステムへ挿入(インポート)します。

この段階では大きく3つに作業が分かれます。

【デジタルアーカイブシステムの導入支援】
お客様の目的に応じたシステムの選定をします。また、導入にあたっての計画立案、費用対効果の分析、必要な設備や人員の見積もりを行い、円滑なシステム導入をサポートします。

【デジタルアーカイブシステムの設計と構築】
システムの機能要件、性能要件、ユーザーインターフェース、セキュリティーなどを検討し、お客様の目的に適したシステムの設計をします。またそれに応じて、具体的な技術選定、インフラのセットアップ、ソフトウェアのインストールと設定、カスタマイズ、テストをおこないます。

【デジタルアーカイブシステムの運用支援】
システムの安定した運用を実現するためにシステムのパフォーマンスを監視します。また、新機能の導入やシステムのアップデートを担当し、データの安全性を確保します。また、ユーザーサポートを提供し、システムの利用ガイドも作成します。
6.
公開されたアーカイブシステム

公開

インターネットがあればいつでも・どこでも・どのデバイスからでもアクセスが出来ます。
アクセス制限を設けない一般公開はもちろん、会員向けのアーカイブとして限定公開や利用制限の設定をすることも可能です。

7.
ビジネスへの利活用

運用・利活用

デジタルアーカイブは構築するだけではなく、その先の運用・利活用も重要です。
お客様やそのステークホルダーの方々にとって、最適な“デジタルアーカイブの利活用”のサポートも承ることができます。

例えば、こんな活用方法を提案します!

ブランディング

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教育・研修

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社史・記念誌の編纂

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